OLYMPUSがOM-D E-M10の後継機、OM-D E-M10 Mark IIを発表しました。
マイクロフォーサーズのOM-Dラインのエントリーモデルにあたるカメラかと思いますが、仕様は上級機と同等のもの。コンパクトながら性能に妥協のない魅力的なモデルです。
E-M10 Mark II ボディー(87,480円)、E-M10 Mark II 14-42mm EZレンズキット(103,680円)、E-M10 Mark II EZダブルズームキット(119,880円)の商品構成で、9月4日の発売となります。
E-M10 | E-M10 Mark II |
4/3型 Live MOS センサー | 4/3型 Live MOS センサー |
有効画素数1605万画素(4:3) | 有効画素数1605万画素(4:3) |
撮像センサーシフト式3軸手ぶれ補正 | 撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正 |
ビューファインダー(約144万ドット) | OLEDビューファインダー(約236万ドット) |
約104万ドット3インチチルト式液晶(3:2) | 約104万ドット3インチチルト式液晶(3:2) |
1/4000~(メカシャッター) | 1/4000~(メカシャッター) 1/16000~(電子シャッター) |
AFターゲットパッド 4Kタイムラプス動画 静音撮影 | |
119.1W × 82.3H × 45.9Dmm | 119.5W × 83.1H × 46.7Dmm |
396g(バッテリー込み) | 390g(バッテリー込み) |
E-M10に比べて、手振れ補正が5軸になり、EVFも有機ELとなって画素数もアップしました。派手な変化はないものの、順当に進化したモデルですね。
前後ダイヤルの位置も改善され、操作性も上がっていそうです。 デザインもより精悍になり、かっこよくなりました。このままのデザインイメージのPENも見てみたいです。
少し残念なところは、サイズや重さに、あまり変化がないこと。 OM-Dシリーズとはいえエントリー機だとしたら、金属外装などおごらずに、もっと小型軽量化を目指して欲しかったです。E-M10を使っていた時に、思ったよりも重いかも? という印象を感じたので。
そういったコンパクトに徹したモデルはPENシリーズとして発表するのでしょうか? 最新機種のE-PL7が重くなってしまいましたので、やや不安な気もしますが……。 GM5を使っているので、少々いじわるな要求でしょうか(笑)。