CanonがPowerShot Gシリーズの新機種「PowerShot G5 X」を発表しました。価格は99000円前後で10月22日の発売予定です。
他にも好みのフロントカバーを選ぶことが出来る、EOS Mシリーズのエントリーモデル「EOS M10」や大型1インチサイズセンサーを採用したコンデジの、より身近なエントリーモデル「PowerShot G9 X」などの新しいデジカメも発表されましたが、個人的に一番興味のあるのは、このPowerShot G5 Xです。
・1インチセンサーを採用
・約236万ドットのEVFを内蔵
・バリアングルのタッチパネル液晶を搭載
・複数のダイヤルやホイールを採用した操作性に富んだモデル
・112.4W x 76.4H x 44.D2mm、約377g(バッテリーおよびメモリーカード含む)
全体のフォルムはどことなく現代的でソリッドなデザイン。懐古主義的なものでなく、なかなかかっこいいです。
PowerShotにはマイクロフォーサーズよりも大きいサイズのセンサーを搭載した「PowerShot G1 X Mark II」というフラッグシップモデルもありますが、このPowerShot G5 Xには内蔵EVFやバリアングル液晶、数々の操作子などが採用され、機能・性能では一番のモデルになっています。
一言でいうと、「なんでNikonがNikon 1でこういうモデルを出さなかったのだろう」と……。
各社から1インチサイズ(以上)の大型センサーを搭載したコンデジが出てくると、レンズ交換できる、連写に強い、だけではNikon 1の魅力は物足りなくなってきます。PENTAX Qシリーズとかぶるような……。
Nikonにはマイクロフォーサーズ以上のサイズのセンサーを採用してほしかったです。
あぁ、なぜかNikonの話に(笑)。
機能、性能、デザイン、サイズと、PowerShot G5 Xはサブカメラとして、ちょっとした旅行のメインカメラとしても魅力のあるデジカメなので、実物を触ってみたいです。