2017年1月26日木曜日

RICOHがデジタル一眼レフの新モデル「PENTAX KP」を発表

RICOHがデジタル一眼レフの新モデル「PENTAX KP」を発表しました。好みの形状のグリップを付けることができ、同社フルサイズモデル「K-1」に似た操作体系を持つカメラで、APS-Cのフラッグシップモデル「K-3II」よりも小型に仕上がっています。ボディ単体の価格は130000円前後で、2月下旬の発売予定。


・最高ISO 819200という超高感度撮影が可能な2400万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー
・防塵・防滴、-10℃の耐寒動作保証
・5軸・5段の手振れ補正内蔵
・ダイヤルの組み合わせで値変更が可能なスマートファンクション
・電子水準器内蔵
・3種の異なる形状のグリップ交換システム
・視野率100%ガラスペンタプリズムを採用した光学ファインダー
・チルト式液晶モニター
・27点AFセンサー
・131.5W × 101.0H × 76.0Dmm、約703g


PENTAXのカメラらしい、いたれりつくせりのモデルです。視野率100%のガラスペンタプリズムを使っているので、それほど軽量というわけではありませんが、それでも700gというのは、実寸とあわさって、コンパクトに仕上がっていますね。

サブ液晶がないのが少し残念。Dfくらいの小さい液晶が搭載されていれば、と思います。


ミラーレス界隈では露出補正ダイヤルやシャッタースピードダイヤルといった1機能のみに特化した操作部を採用したカメラが流行っています。しかし表面積の狭いミラーレスでは、使い勝手に無駄があり、とても機能美とは言えません。どちらかというとファッションデザインなのでしょうね。なので、KPのスマートファンクションのような実用一点張りの操作性は、本当の機能美という印象で、とても好感がもてます。

個人的には4〜5年使い続けることのできるカメラ、という感想を持ち、KPはとても魅力的なモデルだと思います。

CP+がだんだん近づいてきました。CanonやNikonからも、このモデルのような魅力的なカメラの登場を期待します。

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