CASIOが2018年3月期(2017年度)の決算説明会で、「コンパクトデジタルカメラ市場からの撤退」を正式に発表しました。
デジタルカメラの黎明期にデジタルカメラをひっぱっていた印象がCASIOにはありますので、やはり大きな出来事かと思います。
スマホ台頭によるコンデジ市場縮小の影響が大きく、ソフトウェアの工夫で「デジタル」カメラを作ってきたCASIOですから、スマホのカメラ機能となおさらバッティングしたんでしょうね。
私が最初に使ったデジカメが(たぶん)エクシリム「EX-S1」だったような気がします。今見ても個性的でなかなかかっこいいデザインのモデルでした。
最近はこういうデザインのカメラが出てこないのは、スマホで事足りるからということなのでしょうが、残念です。
またデザインがゴテゴテしていましたが、Canonレンズ採用の画質が良く、マニアックな人気のあった「EX-P600」も愛用していました。
EX10やEX100も、もう少し撮像素子が大きければ欲しいと思ってました。ああいう、もったりしたデザインが好みです。
今後は組み込み要素としてカメラ技術を使っていくということなので、目に見える形のCASIOのデジカメは終了ということなのでしょうかね……。